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linux

6 posts with the tag “linux”

Asahi Linux のアンインストール

MacBook M2 Pro に入れた Asahi を消すぞよ!インストールより怖いぞよ!

調査

diskutil結果とその結果をもとに消すべきパーティションについてのやり取りが書かれています。

文鎮化するので絶対に消してはいけないパーティションと、Mac側の領域を戻すために消さない方が良いパーティションがわかります。

In disk0, you should delete partitions 3, 4, 5 and 6 to fully remove the Linux installation, and extend 2 to take up the newly-freed space.

3 contains the Apple specific stuff and u-boot. 4 is the Linux ESP, containing Grub. 5 and 6 are Linux partitions, with 6 being the root partition and 5 being one of a few possibilities (/boot or perhaps a swap partition; does it really matter though?).

Partitions you should never remove under any circumstance (and it won’t let you): 1 and 7. Removing those can brick your Mac to the point of requiring a separate one with Apple Configurator to recreate. Don’t touch them.

Partitions you most likely shouldn’t remove: 2. It’s your normal macOS installation.

直接実行するのは怖いので中身を確認します。前半は上のredditに書かれているコマンドと実質同じですね。後半は少々違くて、パーティションのuuidをいじっている?ようです。

正しいのかもしれませんが、今回はこのスクリプトを使うのはやめて手動でやろうと思います。

実践

まずは現状の確認です。

Terminal window
diskutil list

出力:

/dev/disk0 (internal, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *1.0 TB disk0
1: Apple_APFS_ISC Container disk1 524.3 MB disk0s1
2: Apple_APFS Container disk4 700.0 GB disk0s2
3: Apple_APFS Container disk3 2.5 GB disk0s3
4: EFI EFI - ASAHI 524.3 MB disk0s4
5: Linux Filesystem 1.1 GB disk0s5
6: Linux Filesystem 290.6 GB disk0s6
7: Apple_APFS_Recovery Container disk2 5.4 GB disk0s7
/dev/disk3 (synthesized):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: APFS Container Scheme - +2.5 GB disk3
Physical Store disk0s3
1: APFS Volume Asahi Linux - Data 2.2 MB disk3s1
2: APFS Volume Asahi Linux 1.1 MB disk3s2
3: APFS Volume Preboot 195.6 MB disk3s3
4: APFS Volume Recovery 808.2 MB disk3s4
/dev/disk4 (synthesized):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: APFS Container Scheme - +700.0 GB disk4
Physical Store disk0s2
1: APFS Volume Macintosh HD 11.2 GB disk4s1
2: APFS Snapshot com.apple.os.update-... 11.2 GB disk4s1s1
3: APFS Volume Preboot 7.1 GB disk4s2
4: APFS Volume Recovery 1.0 GB disk4s3
5: APFS Volume Macintosh HD - Data 194.5 GB disk4s5
6: APFS Volume VM 20.5 KB disk4s6
7: APFS Volume Nix Store 79.7 GB disk4s7
/dev/disk5 (disk image):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: Apple_partition_scheme +3.2 GB disk5
1: Apple_partition_map 32.3 KB disk5s1
2: Apple_HFS Affinity Photo 2 3.2 GB disk5s2

Affinity Photo 2 がいるのはちょっとよくわからないので、後で調べましょう。今回は関係ないはずです。

上のRedditと相違ないようです。以下の順にコマンドを打ちました。

Terminal window
diskutil apfs deleteContainer disk0s3
diskutil eraseVolume free none /dev/disk0s4
diskutil eraseVolume free none /dev/disk0s5
diskutil eraseVolume free none /dev/disk0s6
diskutil apfs resizeContainer /dev/disk0s2 0

無事 Asahi Linux のパーティションは消え、Mac のユーザー領域も戻ってきました。

まとめ

めでたしめでたしなのです!

Hyprland に Plasma Browser Integration を入れた

Plasma Brwoser Integration とは

KDE Plasma というデスクトップ環境のコンポーネントの一つでChrome拡張とセットで使用します。 KRunner(ランチャー)からChromeのタブを直接開けたり、ブラウザ内の右クリックで簡単にKDE Connectで他デバイスに転送できます。

今回は、このKDE Connectとの連携が欲しかったため、本来KDE Plasmaとは関係のないHyprlandで動かそうと思いました

Home Manager で設定を書く

Chrome拡張のNativeMessagingHostsという機能を使って通信しているので、パッケージからいい感じにシンボリックリンクを張るだけです。

私のbrowser.nixは以下のようになりました。

{ pkgs, ... }: {
programs = {
firefox.enable = true;
google-chrome = {
enable = true;
commandLineArgs = [
"--enable-features=UseOzonePlatform"
"--ozone-platform=wayland"
"--enable-wayland-ime"
];
};
};
home.file.".config/google-chrome/NativeMessagingHosts/org.kde.plasma.browser_integration.json" = {
source = "${pkgs.plasma-browser-integration}/etc/chromium/native-messaging-hosts/org.kde.plasma.browser_integration.json";
};
home.file.".local/share/applications/org.kde.plasma.browser_integration.desktop" = {
source = "${pkgs.plasma-browser-integration}/share/applications/org.kde.plasma.browser_integration.desktop";
};
}

まとめ

これで Hyprland で動かしている KDE Plasma のコンポーネントは kde connect, kde wallet, xembedsniproxy, plasma-browser-integration になったなのです。 KDE Plasma 自体は苦手だけど便利なものは多いなのです。

ディスプレイマネージャーを見直した

…結局KDE Plasmaは肌に合わなさすぎてHyprlandぞよ。

SDDM困ったちゃん

高速にログインするとセッションが正常に起動しないみたいです。

https://github.com/NixOS/nixpkgs/issues/292980

指紋認証ログイン導入してから一回ログインしてもログイン画面に戻るのが頻発したので、調べてみたところ、そんな話がありました。

とりあえずGDMに変えたら快適かな?

まとめ

今回はここまでぞよ!

Hyprlandやめたい

Arch Linuxを使っていたころからNixOSを使っている今まで 、およそ一年くらいHyprlandを使っています。それ以前はi3wmを使っていました。

Hyprlandのいいところ

  • 見た目がカッコいい
    • 背景透過・ぼかし、アニメーション、その他色々
  • タイル型
    • 手放せない
  • シンプルで拡張性が高い
    • ウィンドウ管理以外の機能をほぼ持たない
    • Bluetoothやネットワーク等からステータスバー、通知やランチャー、ショートカットキーまで全て自分で選定・インストール・設定する

Hyprlandの悪いところ

  • 周辺ツールが統合的でない
    • 「ステータスバー」というだけあって「タスクバー」ほどの機能を持ったものがない
      • nm-applet等で誤魔化せなくもない
      • hyprpaperは比較的良かった
      • ags等で全て実装することも技術的には可能
  • マイナーすぎる
    • 全体的にXorgからWaylandへ移行する風潮ではあるが、Wayland対応のないものもまだ多い
    • waylandの中でもkde,gnomeとは異なり、さらにwlrootsベースですらなくなり独自バックエンドになった
      • wayvncくらいしかリモートデスクトップの選択肢がない
  • xdg-desktop-portal-hyprlandの機能が足りない
    • kdeconnectのリモートインプットが動かない
    • RDPが動かない

kdewalletやkdeconnect, plasma-workspaceなどのkde plasma系の一部コンポーネントを借りているのもあり、kde plasmaしか勝たんのでは?という気持ちもあります。

Hyprland自体は一年前に比べてかなり便利になっているので、〇〇が動かない系は解消されていくかもしれないです。でもやっぱり、全体的に見るとKDE PlasmaやGnomeといった大手に遅れを取っている感じがしてしまい、作り手側に回る気がない以上、より大きな船に乗ったほうがいいのかもしれないと思いました。

Linuxと崩壊3rd

ふと思い出したのでまとめるのです。半年以上前の記憶なのです。別にためにはならないお話なのです。Distroは大して重要ではないなのですが、一応Arch LinuxやNixOSを使っているなのです。

Windows版

LutrisやBottlesで動かせた試しはないなのです。私の専門ではないので原因は不明なのです。

Android版

Waydroidで動くなのです。Intelの11世代やRyzenの7000番台位の普通のパソコンなのです。

waydroid-scriptsという便利なものでAndroid11のLineageOSにOpenGappsとlibhoudiniを入れてGoogleの認証通せば普通に入れて遊べるなのです。

ただし

ストーリー中だと確かテスラ博士が消えて見えないなのです。誰が喋ってるかわからないなのです。あと、セナディアは出撃すると表示されない上に操作不能になるなのです。第2部は遊べないなのです。

私の専門ではないので原因は不明なのです。

HoYoverse ゲームを Linux に入れるなのです

原神・崩壊3rd・崩壊スターレイル・Zenless Zone Zero on Linux

wineprefix や winecfg が大変なので、直で wine には触らないなのです。Bottles という wineprefix やら winecfg をいい感じに設定できるようなソフトを使うなのです。前に使っていた Lutris より良い感じな気がするなのです。

NixOS は nixpkgs にあるし、Arch Linux は AUR にあるなのです。

はじめに、私の環境を詳細に書いておくと、

  • CPU: Ryzen 5 7000 シリーズ
  • GPU: Raden Graphics (オンボード)
  • DE: Hyprland (aquamqrineという独自レンダリングバックエンドベースのWayland DE)

なのでして、これがラップトップで、デスクトップは

  • CPU: Intel 13th Core i5
  • GPU: Nvidia RTX 3060
  • DE: おなじ

なのです。

セットアップ

各 Bottle がいわゆる Wineprefix にあたるなのでして、まずは ゲーム向けテンプレートを選んで HoYo という名前の Bottle を新しく作るなのです。

もちろん Bottle 内で任意の .exe を起動できるのですが、有名なゲームランチャーはコミュニティメンテナンスがされていて、HoYoLauncher もポチポチすればインストールできるなのです。

Settings を開くと、デフォルトで soda がランタイムに選ばれてるなのです。sodawine-ge ベースらしいなのですが、wine-sys に切り替えても起動の可不可には影響なかったなのです。

一番大事な設定は Advanced Settings からグラフィックバックエンドをVulkanにすることなのです。これで DirectX を Vulkan に変換して動くようになるのだと思うなのです。ついでに、Run in Bottles Runtime も有効化するなのです。

ゲームのインストールと起動

どのゲームもインストールはできるなのです。

ただ、正常に起動してプレイできたのは原神とゼンゼロだけだったなのです。崩壊シリーズはうまく起動できなかったなのです。

Nvidia

X11 環境であれば同じ結果になると思うなのです。もちろん正しいドライバーはいるなのです。Nvidia 公式のオープンソースドライバーでもいい感じだと推測してるなのです。結局、 Vulkan が上手く動かないようで私のWayland環境ではインストールから怪しかったなのです。

でも実は、過去に同じ環境で Nvidia のプロプライエタリな Vulkan_beta ドライバーを使って原神が動いたことがあるなのです。GUIセッション自体が頻繁にクラッシュするようになってやめてしまったなのですが………

結論

なんだかんだ原神は動きそうな雰囲気が強いのです。Intel CPU (Tiger Lake) のラップトップを使っていた頃でも動いていたなのです。そもそもゲーム自体はタブレットでしか遊ばない派なので、気を取り直してこれからも遊んでいくなのです。